PVOutputへの変更
昨年1月に監視データを表示するサーバーを変更したのですが、また今回移動することにしました。 サーバーの引越しは最初のイギリスのemoncmsから数えて3度目になります。
今回の引越し先はPVOutputという世界中の太陽光発電データを集めた監視、グラフによる比較分析などをフリーで提供しているサービスになります。
フリーというところがポイントです。
太陽光発電所を登録した人や団体が公開していれば、誰でも発電状況を見ることができます。
私が利用しているデータ取得端末IoTaWattの最近のリリースでは、データのアップロード先の選択肢にこのPVOutputが選択肢として表示されるようになりました。
ちゃんと動いてくれるかという心配はあまりしていないですが、一応IoTaWattは2箇所同時にデータアップロードが可能ですので、これまで現行のGrafana/InfluxDBへのデータアップロードもしばらく継続することにしました。
PVOutputの設定
全体の流れです。
② PVOutputでAPI Keyと対象となる発電所のSystem Idを取得する
③ IoTaWattの設定で②で取得したAPI Keyを入力し出力したいパワコンのデータを入力
④ PVOutputで監視対象の発電所でグラフ表示のためのパラメーターを設定
CentOS/Grafana/InfluxDBで構築した時と比べて非常にシンプルです。
PVOutputの登録作業 -- ①②
登録では特に注意すべきようなことはないのですが、2つ以上監視したいという場合には、Donation Statusとなることが必要で 、具体的には寄付をしなくてはいけません。
Donationは最低15オーストラリアドルからです。
15ドルは今だと日本円にして1,200円くらい。
これで1年間このDonation Statusを維持できるそうです。
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Donation Statusとなり残り有効日数残が表示される 361日 |
これで監視対象を2つ以上登録することできるようになりました。
表示されているAPI KeyとSystem Idとコピーしておく。
初めは表示されないので、New Keyというボタンを押下するとKeyが生成されます。
IoTaWatt側の設定 --③
取得したAPI KeyとSystem Id設定します。
アップロードしたいデータもここで定義しておきます。
今回は全体の発電量以外に6つまで登録できるので、パワコン毎の出力を入れておきました。パワコンが多い場合は、気になる物だけ指定するでも良いですし、2、3台を1つにまとめて出力するパターンを作って比較するでも良いです。
正しく設定が反映されているか確認しなくてはいけません。
PVoutputのサービスが"Running.."となっていることを確認します。
スクリーンショットはありませんが、IoTaWattのMessage logでも、pvoutへデータがpostされていることを確認しておきます。
PVOutputでグラフ表示 --④
全体の発電量を見るだけならこのExtended Dataの設定は不要ですが、パワコン毎のデータが欲しいので設定しています。
まだIoTaWattのデータがグラフのどこと連携しているのか分かっていないところもありますが、自分の場合このように設定すると一応は欲しいグラフになってはくれています。
IoTaWattで extended_1(v7)にはinput_1のデータすなわちパワコン#1からの発電量を入れて送っています。
グラフのv7がパワコン#1のデータと理解しています。
あとはPVOutputで表示されるのを待つだけです。
データのインターバルは5分が最短です。
IoTaWattからは確か1分間隔まで調整できましたが、監視目的は故障かどうかを知ることなので、そんな精度は要りません。
こんな感じで発電と発電量を見ることができます。
またパワコン毎の出力も表示でき、時間軸も日、週、月、年と選択できます。
同じ出力、同じパネル枚数であれば故障時にも気付くことができます。
まだ試していないのですが、このPVOutputにはアラート機能も備わっております。
その他現地の天気、売電金額、目標発電量なども設定できより細かな分析が可能になっている感じです。
もう少し調べてみたいと思います。