7年を経過するとあちこち見た目にも劣化具合が見て取れるようになります。
特に単管パイプのジョイント部分は錆び付いていて茶色に変色していました。
ここは亜鉛メッキされていなかったのかとも気付くわけですが、そんなこと言ってももう遅い。
錆びついた箇所は全て交換したい気持ちになりましたが、到底自分一人で行える作業ではなく・・・施工してもらった業者に依頼するにしても相当な費用が見込まれるので、交換以外の方法で対応することに。
錆ついたクランプ |
修繕作業
ホームセンターでそのものズバリの製品が見つかりました。
錆の上からそのまま塗れるペンキです。
初めて使用することもあり、まずは0.7L分だけ。
様々な色が用意されていましたが単管パイプと同色のグレーにしてみました。
割と速乾性があり乾燥には5時間ほどで良いそうです。
最初天候を気にしていて、連続した晴天を作業日とする必要があるかと思っていたので、これはありがたいです。
中には焦茶という色もありこれだと錆なのか塗装なのか見分けが付かない色もありました。
きっと上級者の方向けでしょう。
標準的なソーラーシェアリングの高さは地上から3.5mですが、うちは少し低くて3mです。
この高さにペンキを塗るには脚立を使っての作業となるため、安全上大人2人で作業をすることに。
一人が脚立に乗り塗装している間、もう一人が脚立が倒れないように抑えておく形を取りました。
メッキ処理されていないところは錆てしまっていることがわかります。
錆ついたジョイント部分 |
塗装は1箇所1箇所丁寧にハケを使って塗っていきます。
ペンキのノリもあり、何度かハケで角度をつけて塗ってあげないと錆が綺麗にカバーされません。1箇所に約10分ほど時間がかかります。
上を見上げての作業なので結構大変でした。
足場も安定せず腕も疲れる姿勢での塗装 |
何箇所か塗装をするうちに馴れてきて、綺麗に早くできるようになります。
今回の2時間ほどの作業で、対象となる錆ついた全箇所の3割ほどは完了しました。
太陽光発電の固定買取期間はあと12年ありますが、その後も買取価格が抑えられても発電所を維持していけるようにこのようなメンテナンスは引き続き行っていこうと思います。