2022年5月8日日曜日

Emporia スマートホームエネルギーモニター

最近安価で高機能な太陽光監視システムを見つけました。
Emporiaスマートホームエネルギーモニターというもので、普通にアマゾン経由で手に入ります。

レビューが非常によく価格も2万円弱というところだったので、評価用として購入してみることにしました。

      




とても簡単な機器導入



既に無線LAN環境があるため、集電箱内の主幹のブレーカーと各子ブレーカーにCTクランプを取り付けてあげるだけであとはスマホ上で登録してあげるという非常に簡単なものでした。


主幹用のクランプ
Emporiaのクランプ(白)

Emporiaの説明書に、200A仕様と50Aのもので仕様する本体のポートが別れていますが、
本体にも分かりやすく明示されているので間違えることはないですね。主幹のクランプは2箇所取り付けます。
既に導入した際に取り付けているGE製のクランプ(黒)がありますが、取り付けには邪魔にはならずよかった。


あとは子ブレーカーにも取り付けていきます。こちらは3線のうち1線に取り付けます。


子ブレーカ
1線に対してのみ取り付ける


あとは電源を立ち上げると、本体に無線LANの設定、ユーザー登録ののちログインすれば発電データがすぐに専用ページに反映されてみることができるようになります。

スマホ用のアプリも用意されており、操作性もよく非常に良いです。

総発電量と各パワコン毎の発電量の表示も分かりやすいです。
各パワコンは発電量が多い順からリストされています。

右の列のパーセンテージは、全体の中に占める当該パワコンの発電割合になります。
うちの発電所だと、パワコンに接続されている太陽光パネルがほぼ同数なので、
このパーセンテージの列は均一になっているかどうかが非常に重要です。
ここにばらつきがあるようなら、それは故障か何かの事象が発生している可能性が高く、問題ということになります。

Emporiaのインターフェース
スマホのインターフェース

 一番下のBalance は、恐らく各パワコンの電力の総計から総発電量を引いたものと思われます。多分。


グラフ表示は、秒、分、時間、日、週、月、年と行ったフィルターが用意されていて、みたい期間を選択して発電量を確認することができます。
パワコン毎でも同様にデータを見ることが可能となっています。

グラフ表示
グラフ表示画面






運用で気になること



使用上の問題では今の所ないのですが、この製品はその名称にあるように自宅で消費するエネルギーの管理が主であるようで少しインターフェースの意味があっていないと思われる箇所がああるのと、日本向けでないことから、通貨単位や言語などが対応していないところが残念な点かなと。


メーカーが用意している専用サイトは今の所使用料金はかかりませんが、ある日突然サービスが有償化してしまったり、あるいは辞めてしまったりしてしまうリスクはあります。


発電データがCSV形式でダウンロードできる機能もついているので、定期的にデータを保存しておくなどしておけば心配はないですね。












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