そこから今日はサーバーの表示方法を改善したという話です。
発電所で取得した発電量のデータは、InfluxDBという時系列データを扱うことを得意とするソフトを介し、Grafanaというソフトで表示されます。
いずれもオープンソースと言われるソフトになります。
※オープンソースについてはこちら
このInfluxDBはイギリス製だそうで、IoTaWattがイギリス発ということも関係しているのかもれません。
表示方は、通常ユーザー向けと管理者向けの2つのビューを用意しました。
実際の画面
残念ながらデモ画面は用意しておりませんでのスクリーンショットになります。
ユーザー向けのビューはこんな感じです。
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最低限の項目を並列して表示されます |
今現在どれくらい発電しているか、今日1日はどのくらい発電したかや売電額などの項目を並べて表示してあります。
管理者向けのビューです。
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より詳しく知るためワパコン毎で発電量の割合や量がグラフ表示されます |
解像度は1分毎のデータを10分毎にアップしています。
これはIoTaWatt側の設定を変更することで多少の変更が可能となっております。
監視の今後
故障した場合の通知機能やデータを解析し何か意味付けをして予知保全するみたいなこともできれば良いなとは考えます。
流行りのAIを活用する選択肢もあるかもしれません。
でも一方でそれって本当に必要なの?という気持ちもあります。
太陽光発電の監視システムは緊急性は不要と思っていて、
不良不具合を把握することは重要ですが、それがリアルタイムである必要はありません。
問題や発電所の規模にもよりますが、実害と言ってもどこかの誰かが死んでしまうとかではなく、せいぜい何日分かの売電収入が減るくらいのものです。
とはいえ、発電した電気には公共性が伴うこともあり、また売電収入が減ると困るのでかく言う自分も監視をしているわけです・・・(-。-;
完全フリーの監視サービス
IoTaWattの最新のリリース(02_03_20)では追加になっていた新しい機能にpvoutput.orgというサーバーにデータをあげることが可能となっています。
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最新のリリースで追加されたpvoutput.orgの設定画面 |
まだ本格的に利用していないので何とも言えないのですが、サイトを見る限りフリー利用できるサーバーのようです。
登録してある発電所は大規模なものばかりです。
もう少し調べてみてからまた紹介できればと思います。