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つくばインターナショナルスクール Tsukuba International School (TIS) から3年生の生徒20名、教員、保護者含め7名が、私たちのソーラーシェアリングを見学に訪れました。
一昨年から毎年来るようになり、今年で3度目です。
February 6, 2018 |
今年は子ヤギやニワトリに注目が集まりました。それはそれで良いことです。
ところで私が子供の頃、課外授業の目的といえば、1)とにかく楽しむこと
2)何かしらの学びを得ることでしたが、時代は変わってしまったようです。
なぜなら、動き回るヤギをよそに例年同様TISの生徒たちは発電所にいる間始終、好奇心を持ち続け何か学びとろうという姿勢だったからです。
太陽光発電の話となりました。
太陽の光が太陽光パネルに届いた時に、どのようにしてそのエネルギーが電気に変わるかについて話をしました。
発電された電気はケーブルからインバーターそして集電箱へと行き、最終的にはポールを伝って公共のグリッドへと送られます。
そこから電気は一般の人たちの家庭に届くことになります。
この辺りについてだいたい話をしたすぐ後に、実際に実物を見てもらいました。
みな興味深げに発電所にある設備を見ていました。 抽象的になりがちな電気の話でしたが、少しでも実感として持ち帰ってもらえればと思います。
後はソーラーシェアリングの出番です。
太陽光パネルの角度を変えることで、どのくらい発電に影響が出るかをみんなで見ました。
(2月現在、最適な太陽光パネルの角度は、ここつくばで50度です。仮に7月の最適角度となる4度に動かすと、発電は30%も減少してしまいます。)
ソーラーモニターという遠隔監視のツールのおかげで、リアルタイムで発電量を見ることができます。
太陽光発電所になんでニワトリがいるの?というのよくき質問ですが、今年はあまりニワトリについての話はありませんでした。
それで良いと思います。
少なくとも生徒たちが太陽光パネルのしたで遊びまわるニワトリやヤギを見てくれたわけですから。
見学の目的はこれで完了しました。
今日はよく眠れそうです。
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