度重なる太陽光パネルの不良
パワコン毎の発電量を見るようになってから異常に気づけるようになったと思います。
それだけ問題が多いということに他なりませんが(-。-;
2014年の発電所稼働以来これまでに40枚以上のパネルが交換や修理となっております。合計354枚あるので残りの300枚についても今後不良が出る可能性は十分あるでしょう。
残念ながら、パネルの製造メーカーは既に倒産しており、有効なはずのメーカー保証もあてにはできない状態です。
売電期間残り15年あるので、何とかしていかないといけないわけです。
壊れ方によっては自分たちでも治すことができる。
そんな話をソラカルの松岡さんから聞き、今回その方法を見せていただくことなりました。
幸い?にして、これまでに出た不良パネルの原因は、ほぼジャンクションボックスと呼ばれるパネル背面に取り付けられたボックス内部のハンダ付け不良によるもの、ということでした。
その場合、ボックス内部で不良となった箇所をハンダ付けし直してやれば良いということです。
ハンダ付けなら自分にもできるかな。
そう思いましたが、私は素人ですので、黙って松岡さんの作業を見学させてもらいました。
太陽光パネルの交換方法
まず初めにどのパワコンの出力が低下しているか監視システムであらかじめ確認しておきます。
パワコンの特定ができたら、次はパネルを特定していきます。
パワコンに接続されているパネルをサーマルカメラで一枚一枚チェックしていきます。
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FLIRのサーマルカメラ |
このカメラを通して異常パネルを見ると赤に近いオレンジに見えます。見ている箇所の温度が高くなればなるほど色は濃い暖色になっていきます。