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久しぶりのニワトリについての投稿となります。ファームについてのブログは最近かけていませんが、ファームは健在です。ニワトリやヤギたちも元気ですし、太陽光発電もちゃんと機能しています。
以前より会社での仕事が増えたことで、ニワトリやヤギたちと過ごす時間が減っていて、これはとても残念なことと思っています。なぜかというと、彼らをこっそりと観察することはとても楽しいことだからです。
今日はニワトリ社会の序列について書きます。このトピックについて退屈と思うことなかれ。それがいかに人間社会と似通っているか知ると驚くことと思います。
2018年6月25日月曜日
2018年6月17日日曜日
アウトランダー phev SDAの修正プログラム
以前書いた記事でアウトランダー phev の充電記録の問題の続報です。
詳しくはこちらでお読みいただければと思いますが、簡単にいうとSDA(Smart Display Audio)のソフトウェアの不具合により、充電記録が正常に更新されないという問題です。
アウトランダー phev SDA画面 このソフトウェアに不具合があり グラフが正しく更新されない問題 |
2018年6月13日水曜日
ニワトリ専用餌箱のバージョンアップ
以前、スズメがニワトリの餌を食べてしまう問題に対し、ニワトリだけが餌を食べられる餌箱を製作して対応しました。
現在のニワトリの羽数9羽から考えて、餌箱の数が足りておらず、同じものを2つ作る必要があり、どうせ作るなら前回の餌箱を少し改良してみようということになりました。
現在のニワトリの羽数9羽から考えて、餌箱の数が足りておらず、同じものを2つ作る必要があり、どうせ作るなら前回の餌箱を少し改良してみようということになりました。
今回製作したニワトリ専用餌箱 Ver.1.1? 前回のものを少し改良 |
2018年6月7日木曜日
研ぎ場
木の加工はほとんど電動工作機器を利用していますが、加工する場所によってはカンナやノミを利用することもあります。
作業中でもカンナやノミは小まめに研がないといけません。
そこで作業場に研ぎ場を設けることにしました。
研ぎ場と言っても特別なものではなく、流し台の上に3本の木を渡してその上に砥石(=刃物を研ぐ石)を置いているだけです。
砥石で刃物を研ぐと、刃物からの金属と砥石から細かい石が混ざり刃物が研磨されていきます。そうするとグレーか黒に近い水(研ぎ汁)が砥石から出てきます。
これは必要な水なのですが、ある程度研ぐ内に、いずれは流れ落ちていきます。
しばらく刃物を研ぐ作業をしていると、砥面(砥石の研ぐ面)や砥石が乗っている台がこの研ぎ汁で汚れてくるわけです。
この研ぎ汁が少しは排出されるようにと、それぞれの木の両側に細い溝を掘りました。この溝がないと研いだ砥石の粉が流し台の中に流れ落ちていかない・・・と思います。
部品の木の加工は全てどこかで拾ったか余った端材を使って行いました。
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作業中でもカンナやノミは小まめに研がないといけません。
そこで作業場に研ぎ場を設けることにしました。
研ぎ場と言っても特別なものではなく、流し台の上に3本の木を渡してその上に砥石(=刃物を研ぐ石)を置いているだけです。
研ぎ場 |
砥石で刃物を研ぐと、刃物からの金属と砥石から細かい石が混ざり刃物が研磨されていきます。そうするとグレーか黒に近い水(研ぎ汁)が砥石から出てきます。
これは必要な水なのですが、ある程度研ぐ内に、いずれは流れ落ちていきます。
しばらく刃物を研ぐ作業をしていると、砥面(砥石の研ぐ面)や砥石が乗っている台がこの研ぎ汁で汚れてくるわけです。
この研ぎ汁が少しは排出されるようにと、それぞれの木の両側に細い溝を掘りました。この溝がないと研いだ砥石の粉が流し台の中に流れ落ちていかない・・・と思います。
部品の木の加工は全てどこかで拾ったか余った端材を使って行いました。
溝を掘った状態 木はどこかで利用した端材 |
砥石が動かないようにストッパーをつけました。ネジ山が当たると刃がかけるので、ドリルで下穴、皿もみ加工してから皿ネジを取り付けてます。
ストッパーをつけた状態 |
少し見えにくいですが、木が研いでいる際に移動しないように、下部に小さな木を取り付けました。
クランプで小さな木の位置決め |
木の下部の取り付けはこのような感じで、ストッパーと同様にドリルで下穴をあけてからネジ止めしてあります。
これまでは砥石を台が1つでやっていたため、刃物を研ぐ段階に応じて、砥石を台の上で入れ替えて作業をしていました。
3つの砥石の台を設けたことで、必要な砥石を予め用意しておき作業に入れます。研ぎの途中で砥石の入れ替えをしなくても済むわけです。
こんな感じで砥石を置く台ができました。
砥石をセットした状態 |
余談ですが、この流し台には水道を分岐しホースからスプレー口を一つ取り付けてあります。
これは砥石が汚れた時や研いだ水は水洗いだけでは落ちない時があり、そういった時にこのスプレーを使うと簡単に洗い流すことができて便利です。
スプレー 結構な水圧で汚れを落としてくれます |
End
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2018年6月3日日曜日
OpenEnergyMonitor による太陽光発電の監視ソリューション
今年になってからやってる太陽光発電の監視システム見直しの続きです。以前ソーラーレモンさんが開発したものについて書かせていただきました。その時の記事はこちらから。
製品は、EV、太陽光発電の計測や監視システムなどがあり、どれも必要十分な機能を備えていて、この手の製品としては比較的安めの価格で販売されているように思いました。
その中で、IoTaWattという製品が自分が探しているものに近い感じでした。評価用の機器貸し出しなどはやっておらず、またそれほど高くもないので早速購入してみることに。
あとで分かったのですが、CTセンサーは19mmより13mmの方が良いです。ブレーカーのクランプを取り付ける際のスペースが狭いためです。
CTセンサーの必要数はパワコンの数に合わせ7つです。不足している3つは、アマゾンでも買えることに気づいて、追加購入しておきました。
Hommy SCT-013-000 非侵襲的 AC電流センサ クランプセンサ 100A
IoTaWattとの通信は無線LAN経由で行います。初回セットアップ時に PCなどの端末からこのIoTaWattを無線LANで見つけて接続してやる必要があります。
具体的にはPCから無線アクセスポイントでSSID "iotxxxxxx" を見つけてやるだけです。パスワード、暗号化設定などは不要です。
IoTaWattにPCから接続ができると、このような画面が表示されます。ここでは環境に合わせて設定を入れていきます。英文となってしまいますが、マニュアルも写真つきで親切に書かれてあり簡単です。
IoTaWatt本体はどこに設置するのが適切か迷いがありましたが、当面は集電箱に納めることにしました。
理由はCTセンサーのケーブル長が短く、集電箱以外に納めるには延長ケーブルが必要になってくるためです。
パワコンが7台あるため、測定箇所は7箇所となりますがCTセンサーが4つしかないので今回は4つだけ取り付けました。
確認はPCから無線LANでIoTaWattに接続します。この時すでにインターネット環境にあるのですが、本体に対してはブラウザから http://iotawatt.local でアクセスします。
Statusから現在の発電状況をほぼリアルタイムで確認できます。
一応クランプやパワコンなどでも計測しておきました。一人でやっていたので多少時間差はあるもののほぼ正しい感じです。
発電所に来なくても遠隔からネットで監視ができないと意味がありません。IoTaWattは、本体にあるマイクロSDカードに計測したデータを保存していき、インターネットに繋がるとそれまで溜め込んだデータをクラウドにあげる仕組みとなっています。
クラウド側のサービスについてです。 OpenEngergyMonitorはこのサービスも用意しており、今回自分もそれを利用してみることにしました。
(emoncmsはOpenEngergyMonitorのプロジェクトの一部)
↓のサイトになりますが、アカウント作成など少しだけ面倒ですが、無料で利用できます。
https://emoncms.org
でも、もうすぐ(来月1日)有料になるようですが、OpenEnergyMonitorから製品を購入して入ればその額に応じてディスカウント(購入額の20%)が受けれます。
結果、安いです。使い方にもよりますが、自分の場合、向こう5年は無料になりそうです。
クラウド側で少し設定が必要です。
CTセンサーの計測データをグラフに表示させるかなどについての設定やそれをどう表示させるかといった設定です。
このあたりはオープンソースだからかヘルプが充実してます。(分からない時はコミュニティに投稿して助けを求める仕組みもあります)
IoTaWattがインターネット接続されていれば、データのアップロードは自動で行われるので、emoncmsにログオンすると、このようなグラフが表示されました。
欲しかったパワコンごとのデータがグラフに出力されました。
CSV出力で生データも取得できるようで、市販のアプリケーションでみる機能はだいたいあるような印象です。
またスマホアプリでEmoncmsというのも用意されており利用まで楽しみです。
冒頭であげた要件を全てカバーしている訳ではありませんが、もう少し評価してみて問題なければ現行サービスを解約し、このOpenEngergyMonitorに切り替えを考えています。
実は、まだ発電所にはIoTaWattで利用するインターネット環境は整っておらず、今回はインターネットへの接続はiPhone経由でやっていました。
昨今IoTの流行りからか、低速・少量通信のサービスがいろいろあるようですので、このIoTaWattに適したものを探してみたいと考えています。
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そんな中、自分がどんな製品・サービスが欲しいかがはっきりしてきました。
これら条件にあうような製品をしつこく探している時に、イギリスのOpenEnergyMonitorというグループが再生可能エネルギーに関連した計測ツールを開発しているという話を見つけました。写真からはとても良い人たちに見えます。
こんな製品サービスが欲しい
- リアルタイム監視ができる
- 出力表示がWattでみれる
- パワコン単位で計測監視が行える
- データの過去ログが閲覧できる(=データのバックアップ)
- 監視記録が長期保存できる
- ↑を全てネット閲覧でできる
- 低$価格
- 長期サポート体制がある
- できれば温度などの周囲環境データも取得したい
これら条件にあうような製品をしつこく探している時に、イギリスのOpenEnergyMonitorというグループが再生可能エネルギーに関連した計測ツールを開発しているという話を見つけました。写真からはとても良い人たちに見えます。
製品は、EV、太陽光発電の計測や監視システムなどがあり、どれも必要十分な機能を備えていて、この手の製品としては比較的安めの価格で販売されているように思いました。
IoTaWattを購入
その中で、IoTaWattという製品が自分が探しているものに近い感じでした。評価用の機器貸し出しなどはやっておらず、またそれほど高くもないので早速購入してみることに。
IoTaWatt 衝動買いしてしまったIoTaWattt本体 14個のセンサー端子の口 |
ウェブから発注し10日間ほどして届きました。発送元はイギリスからで、価格は送料込みで27000円ほどでした。
ところでこのOpenEnergyMonitorやそれに関連するグループのプロジェクトでは、ハードウェアとソフトウェアの両方を開発しているようで、ともにオープンソースとしてハード基盤からソフトのソースコードまで公開されています。スマホ 用アプリも用意されていて使うのが楽しみな感じです。
うちの発電所はパワコンが7台あるため、集電箱内で計測するポイントも少なくとも7箇所になりますが、このIoTaWattには14個もセンサー端子の口がありこれならこの1機でカバーできます。
IoTaWattの本体と4個のCTセンサーとUSB DC電源アダプター、AC電源アダプターなどが付属していました。
ところでこのOpenEnergyMonitorやそれに関連するグループのプロジェクトでは、ハードウェアとソフトウェアの両方を開発しているようで、ともにオープンソースとしてハード基盤からソフトのソースコードまで公開されています。スマホ 用アプリも用意されていて使うのが楽しみな感じです。
うちの発電所はパワコンが7台あるため、集電箱内で計測するポイントも少なくとも7箇所になりますが、このIoTaWattには14個もセンサー端子の口がありこれならこの1機でカバーできます。
IoTaWattの本体と4個のCTセンサーとUSB DC電源アダプター、AC電源アダプターなどが付属していました。
付属のCTセンサー 19mmと13mm |
あとで分かったのですが、CTセンサーは19mmより13mmの方が良いです。ブレーカーのクランプを取り付ける際のスペースが狭いためです。
CTセンサーの必要数はパワコンの数に合わせ7つです。不足している3つは、アマゾンでも買えることに気づいて、追加購入しておきました。
Hommy SCT-013-000 非侵襲的 AC電流センサ クランプセンサ 100A
IoTaWattのセットアップ
IoTaWattとの通信は無線LAN経由で行います。初回セットアップ時に PCなどの端末からこのIoTaWattを無線LANで見つけて接続してやる必要があります。
具体的にはPCから無線アクセスポイントでSSID "iotxxxxxx" を見つけてやるだけです。パスワード、暗号化設定などは不要です。
IoTaWattにPCから接続ができると、このような画面が表示されます。ここでは環境に合わせて設定を入れていきます。英文となってしまいますが、マニュアルも写真つきで親切に書かれてあり簡単です。
IoTaWatt の画面 |
まだIoTaWattがインターネットに接続できていない状態です。手持ちの無線ルーターやWIMAXなどをIoTaWattと繋いでやりIoTaWattがネットに繋がるようにしてあげます。
ここまでやればあとはIoTaWatt本体を設置するだけです。
IoTaWattの設置
IoTaWatt本体はどこに設置するのが適切か迷いがありましたが、当面は集電箱に納めることにしました。
理由はCTセンサーのケーブル長が短く、集電箱以外に納めるには延長ケーブルが必要になってくるためです。
IoTaWatt を取り付けた状態 右の4本はCTセンサーケーブル 下の2本は電源アダプタのケーブル |
パワコンが7台あるため、測定箇所は7箇所となりますがCTセンサーが4つしかないので今回は4つだけ取り付けました。
IoTaWattにデータが上がってくるか確認
確認はPCから無線LANでIoTaWattに接続します。この時すでにインターネット環境にあるのですが、本体に対してはブラウザから http://iotawatt.local でアクセスします。
Statusから現在の発電状況をほぼリアルタイムで確認できます。
CTセンサーを取り付けた全てのInputで出力が確認された |
一応クランプやパワコンなどでも計測しておきました。一人でやっていたので多少時間差はあるもののほぼ正しい感じです。
CTセンサーInput_3の電流値 |
CTセンサー Input_3の対象パワコンのパネル表示 kW |
IoTaWattのデータをクラウドにあげる
発電所に来なくても遠隔からネットで監視ができないと意味がありません。IoTaWattは、本体にあるマイクロSDカードに計測したデータを保存していき、インターネットに繋がるとそれまで溜め込んだデータをクラウドにあげる仕組みとなっています。
クラウド側のサービスについてです。 OpenEngergyMonitorはこのサービスも用意しており、今回自分もそれを利用してみることにしました。
(emoncmsはOpenEngergyMonitorのプロジェクトの一部)
↓のサイトになりますが、アカウント作成など少しだけ面倒ですが、無料で利用できます。
https://emoncms.org
でも、もうすぐ(来月1日)有料になるようですが、OpenEnergyMonitorから製品を購入して入ればその額に応じてディスカウント(購入額の20%)が受けれます。
結果、安いです。使い方にもよりますが、自分の場合、向こう5年は無料になりそうです。
クラウド側で少し設定が必要です。
CTセンサーの計測データをグラフに表示させるかなどについての設定やそれをどう表示させるかといった設定です。
このあたりはオープンソースだからかヘルプが充実してます。(分からない時はコミュニティに投稿して助けを求める仕組みもあります)
IoTaWattがインターネット接続されていれば、データのアップロードは自動で行われるので、emoncmsにログオンすると、このようなグラフが表示されました。
欲しかったパワコンごとのデータがグラフに出力されました。
|
CSV出力で生データも取得できるようで、市販のアプリケーションでみる機能はだいたいあるような印象です。
またスマホアプリでEmoncmsというのも用意されており利用まで楽しみです。
冒頭であげた要件を全てカバーしている訳ではありませんが、もう少し評価してみて問題なければ現行サービスを解約し、このOpenEngergyMonitorに切り替えを考えています。
実は、まだ発電所にはIoTaWattで利用するインターネット環境は整っておらず、今回はインターネットへの接続はiPhone経由でやっていました。
昨今IoTの流行りからか、低速・少量通信のサービスがいろいろあるようですので、このIoTaWattに適したものを探してみたいと考えています。
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