BurabhaはバンコクにあるTV番組プロダクションの会社。
国の機関であるOERCのPower Development Fund より出資を受け"Khon Bandarn Fai"というプロジェクトの中で、26の国内外にある太陽光などのクリーンエネルギーのプロジェクトを紹介するというものです。
この Khon Bandarn FaiのMission and Visionを見るとこのようになっていました。
・全ての人にとって手頃で利用しやすいクリーンエネルギーを教育すること
・電気の本当の価値について啓蒙すること
・太陽光発電の参加を促進すること
・SDGsの7番目の目標を目指し、安全で再生可能なエネルギーの発展を達成すること
私たちのソーラーシェアリングは、なんらかの見方?をすればこのMission and Visionのどれかにかすってるということなのかなあ。
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インタビュー |
インタービュー
インタビューは、番組コンテンツ責任者のPattraporn Sangphuangthongさんが行うタイ語の質問を、Akrachai Mongkolchaiさんが日本語に通訳をするという形で進められました。
右から Akrachaiさん Pattrapornさん スー |
インタービューでの受け答えはほとんどスーが行い、ヤギ、ニワトリや私はその横で見ているという感じで撮影が行われました。
”5年前にこれ(ソーラーシェアリング)を発電所を初めて何を得ましたか?1つでなくても良いので思いつく限り答えてください。”
これはいい質問だと思いました。
”私たちが得たと思うものは色々あるけど、中でも一番良かったことは、地域の方がここにニワトリやヤギを見に来てくれるようになり、その方々との繋がりができたことだと思います。”
このスーの回答を聞いたPattrapornさんは少し満足しているように見えました。
そして私たちがどのようにソーラーシェアリングを始めて、なぜニワトリやヤギがソーラーパネルの下で遊ぶようになったかまでの経緯を話しました。
続けて、日常はどのようなことをしているか、将来やりたいことなどを質問されました。
質問は会話のなかで自然に出てくるのですが、少し前に回答した同じような質問が、今度は違う文言で質問となって会話に飛び出るといった状況に驚きました。
メディア取材は大筋で決められたことに沿って、それに必要なピースを集めるだけと聞いたことがありますが、今回取材を受けながらそれをなんとなく感じました。
同じような質問をするのは、欲しい回答をこちらが提供できていなかったからなのかも。
相手を見て考えを変えることはしませんが、上手に意見をまとめた上で答えることはできていない自分にも気づきます・・・^^;
普段やっていることをありのままに話すって以外に難しいって思いました。
Pattrapornさんは、さらに質問を続けながら別の角度から発電所の様子が見て取れるようにカメラマンの方達に指示をしている感じでした。
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撮影に協力するヤギ達 |
インタービューが済むと発電所敷地内をドローンを飛ばし、発電所の様子をドローンで撮影します。
これまで協力してくれていたヤギやニワトリ達は、突然のドローンからでる轟音に驚き逃げて行きました。
彼らも取材には慣れていないんですね。
今回取材された内容は、千葉エコ・エネルギー株式会社の事例と一緒に番組で紹介されるということです。
番組はシリーズで放映さる予定で、別の回では宮城県の東松島にあるスマート防災エコタウンの紹介も予定されているということです。
放送は2020年2月末の日曜13:30-14:00にオンエアされるということなので、もしタイTV見れる方ご覧になって見てください。
私たち以外にも、中国、ドイツ、インド、韓国、フィリピンの事例も紹介されるので私たちも見たいくらいです。
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