2017年7月19日水曜日

ヤギの搾乳台

今年生まれたヤギは貰われていってしまいました。このままだと母ヤギの乳が出続けるのでこれを搾ってあげる必要が出てきました。(※実は後でわかったのですが放っておけば乳は自然と出なくなるようでした)

子ヤギ
向かって右の子ヤギがメスです
(ツノが可愛いです)

ということでヤギの乳搾りをするため搾乳台を製作することになりました。
見ての通りとてもシンプルな作りです。材料も全てホームセンターで手に入るものでできているようです。

ヤギの乳搾りをするときに使う搾乳台
お手本とした搾乳台

早速ホームセンターに行き材料を仕入れてきました。できるだけ真っ直ぐで反りのないものを選んで購入してきました。ヤギ小屋には屋根があるとはいえ、雨ざらしになるため、材料は防腐処理を施してあるものを選んでいる。


まずは外枠から


四方の足をつけて





垂直となっていることを確認

わずかだが隙間があるが実用には問題ない



あとは強度は大丈夫かなと思い試しに体重70キロの自分が乗っても大丈夫なのでこれで完成とした。

エサを食べさせている間に乳を搾る

なんとか使えているようです。



これで毎日ヤギミルクは2リットル取れるようになりました。

ヤギの乳搾りのやり方
両側から乳を搾るようになった

2017年7月18日火曜日

ジャングルのニワトリとヤギ

English

夏が来ていろいろとやることが発生しているせいか、このところブログの更新が間に合っていません。梅雨に入りトリの遊び場(ニワトリはニワトリ共和国と呼びだがります)はジャングル状態となってしまいました。



ニワトリたちは雑草の陰に入り涼むことができるからかジャングルは歓迎されるようです。この緑の環境がなければニワトリたちには大変な時期になっていたはずです。
ただ、あまりにも雑草の成長が度を過ぎるとニワトリにも不都合が生じることがあります。

曰く:
"あんた一体どこにいるの?声は聞こえるけど見えやしない.."

そこでヤギに力を借りることにし、ヤギ王国の住民はこれを快諾してくれました。

なっちゃんはジャングルのお掃除

ヤギの雑草除去の戦略は一番美味しい葉っぱの先っちょだけを最初に食べていくことです。


でも異なる種の共存にチャンレンジはつきものです。この場合、2つのチャレンジがあります。

チャンレジ1: ヤギはニワトリのエサがお好き

ヤギはニワトリのエリアに入ってこれます。ということはニワトリの寝床や食事をする場所にもアクセスできることになります。↓のようなことになります。

"どーも!えっ!?何? 
うん、美味しかったよー!"

でもヤギがニワトリのエサを食べることを見過ごすわけにはいきません。
なぜならニワトリのエサが減りニワトリがお腹を空かしてしまうこと、そしてそれは卵の質に影響してしまうからです。
またヤギにしてみても、ニワトリのエサには本来ヤギが食べるべきではないものが含まれています。牡蠣殻や魚粉などがそうです。これらを食べるとヤギの胃袋にも良いわけありません。

本題のチャンレンジについてです。ヤギがトリの遊び場への出入りを許可しながらニワトリの食事をする場所への出入りを制限する、そしてニワトリはそのいずれにもアクセスできるようにする、というものです。
これは案外簡単なクラッシックなやり方で解決することができました。何をしたかというと、ヤギに侵入して欲しくない場所にフェンスを立て、その下にニワトリだけが入れるスペースを設けたのです。

フェンスの下を通れるよー!

一見簡単そうに見えますが、ニワトリが入れる適切な高さにすることは結構難しいんです。低すぎると、ニワトリが通れず(特に雄鶏)、高すぎるとももちゃんみたいな子ヤギはフェンスのくぐり抜けてニワトリのエリアに侵入できてしまうからです。

ももちゃんとニワトリ

別の角度がももちゃんとニワトリ

まだもう少し改善には時間がかかるようです。


チャレンジ2:  ヤギは植栽もお好き 


1年半ほど前の2016年1月に、私たちは何も考えずに3本の柿の木をトリの遊び場に植えました。その時は、この木が成長しいつの日か大きな柿の実をつけながらニワトリにも日よけの陰を提供してくれると期待していたのですが、現実は少し違っていました。

2016年1月 3本の柿の木

こんな位置関係で植えてみました
この3本の柿の木は何度かヤギの襲撃を受けました。その結果、少しずつ茂っていた葉っぱもみんな食べられてしまいました。驚くことは、それでも柿の木が一本も枯れることがなかったことです。これまでヤギから柿の木を守る為5種類のフェンスを設けてきましたが、どれもヤギのなっちゃんの前には効果がありませんでした。

今回はバージョン5.5としてなっちゃんのアタックにも耐えうる防護策を製作しました。
Nobuoとそのアシスタント
(製作中のバージョン5.5)

Nobuoとそのアシスタントと柿の木 
(製作中のバージョン5.5)

2日経ってもビクともしません!
ヤギの防護策はうまくいったようです


ジャングルのニワトリとヤギについては以上です。今後をお楽しみに。

2017年6月27日火曜日

スズメ被害

最近になって私たちのニワトリが使う鶏舎に日中スズメが来るようになりました。
数羽なら可愛いのですが、数え切れないくらいのスズメが来るのでちょっと怖いです。
様子がわかる映像を撮ってありますのでご覧ください。


なぜスズメが来るかといえば、ニワトリのエサを食べに来ているわけですが、ここでいろいろ問題が発生します。

スズメがニワトリのエサを食べてしまうことで、単純にニワトリへの分け前が減るということに加えて、ニワトリがどれだけエサを食べているかが分からなくなってしまいます。
これは何か卵の品質(殻の硬さ、匂い等)に問題が生じた時に、エサによる対応が難しくなってしまいます。

続いてスズメの糞の問題があります。鶏舎の中にはニワトリがいつも新鮮な水を飲めるよう専用の水飲み場を用意してあります。しかし、スズメが鶏舎内に侵入し糞をしていくので、何度掃除をしてもすぐに水飲み場が糞で汚れてしまうため結局水道を止めて毎日バケツで水を汲んでニワトリたちに与えています。

ニワトリ専用の水飲み場
最後これが最も大きな問題かもしれません。それはスズメが太陽光パネル上にも糞をしていくことです。これは直接発電量に影響するため、事態は重大です。

スズメの糞で汚れた太陽光パネル
スズメの糞で汚れた太陽光パネル


何らかの対策をする必要があります。
  • スズメが鶏舎に侵入しないようにする
    • ニワトリのエサを減らす
    • テグスで鶏舎にバリアを張る
  • スズメが鶏舎に侵入してから追い払う
    • 鶏舎付近に何かスズメが怖がるような置物を設置する(例:フクロウ、タカ)
    • 何か発光体を設置する(例:パトライト、その他市販の製品)
    • ドローン等で追い払う

フクロウなどの置物は良くないです。ニワトリも怖がってしまうからです。
それほどお金をかけずにできそうなテグス、パトライトやってみましたが、効果なしでした。
何か他にいい案がないか検討中です。

2017年6月26日月曜日

風況調査の結果・・・

当たり前ですが風力発電は風車が風を受けて発電するため、適度な強さで比較的継続して風が吹いてくれる土地でないと、そこに風車を立ててもただのモニュメントになってしまいます。

2年前に取得した土地について風力発電に適した土地かどうか調べるため風速計を設置しました。(その時の話はこちらから)

それからもう半年以上が経過し、風況調査を始めてからの時間が1年を超えました。

約1年2ヶ月の風況データは以下のようになりました。

平均風速が3.71m/s。必要とされる平均風速5m/sには残念ながら届きませんでした。

風況調査前にもNEDOのデータ(地上30m付近)を参考としたり、知人の業者の方から当該用地の詳しい風況シミュレーションデータをいただいていてそれによると6mは吹くだろうということでした。それだけに現地で測定してみてよかったと思いました。

既に設備認定は取得していましたが、この調査結果から小形風力発電所には適さないということがわかったので、この土地での調査はこれで終了ということなりました。

日本語ページを設けました

これまでオリジナルのページは英語と日本語で書いていましたが、やっぱり見にくいので日本語の専用ページを設けました。
オリジナルの英語のページの日本語のタブからこの日本語のページにリンクしておきました。



人気の投稿