2018年5月14日月曜日

Texas Instruments CC3200 SensorTagを試してみました

更新日:2018/05/16

Texas Instrumentsは縁のある会社ですが、製品を購入するのは初めてです。購入したのはCC3200 SensorTagというミニセンサーです。


縦横7センチ x 5センチ ほどの大きさで手に乗るサイズです。
温度、湿度の他に照度計などの6つのセンサーがついていて何かに使えそうです。IoTにも対応しているようなことも書いてます。

値段は送料入れて約5000円ほど。
もっと身近で手に入りそうなものですが、なぜだか本家TIのサイトからしか購入できませんでした。
納期は発注してから1週間ちょっとでした。ものは米国からの輸送で、トラッキングを見ていると、発注から発送され米発までは数日でしたが、成田にきてから時間がかかっていたようです。




Texas Instruments CC3200 SeosorTag
C3200 SensorTag本体
ラベルの下には単4電池2本が収まっていて
かなりコンパクトです


セットアップは全てここに書いてある通りです。

大まかに設定を説明すると以下のような感じです。


iPhoneならApp Storeから”TI SimpleLink SensorTag”というアプリをインストールします。Androidも同様。


Appストアで

C3200の本体の電源ボタンを押し起動(電池は既に内蔵されている)。





iPhoneなどのスマホのWifi設定から”SensorTag-75”を探して接続します(パスワード不要)。



SensorTag-75
この時点でC3200とスマホがWifi接続されたことになります


スマホからTI SimpleLink SensorTagのアプリを開きます。
そうするとC3200のアイコンが表示されます(デフォルト表示はC3200ではない)。



SensorTag screen
表示されなければWifi経由でスマホとC3200
がまだ接続されていない


C3200を選択するとオプションメニューが表示されるので下の方にあるWifi Setup を選択します。


SensorTag screen
ここでSensorViewでも良いが
後でCloudにつなぎたいので
Wifi Setupを選択する

自宅にあるWifiの無線設定するためのポップアップが表示されるので、SSIDとパスワードを選びWEPやWPAなどの暗号化のオプションを選びます。



無線LAN設定画面
 SPWN...が自宅で利用しているSSID


スマホの無線設定で自宅の無線LANに接続します。
(当然C3200の無線の設定SSID”SensorTag-75”へ接続は切断されます)



TI SimpleLink SensorTagのアプリを開き、Sensor View
を選択します。



SensorTag screen
C3200もインターネットへ接続ができた
環境でSensor VIewを選択


センサーがリアルタイムで表示されます。
これはこれで利用場面もありそうです。



TI SensorTag
温度や湿度などの表示




TI SensorTag screen
モーションセンサーや照度計の他温度湿度なども
画面をスクロールすると見ることができる


このデータをインターネットで見ることができます。
やることは簡単で、規定のCloud URL を押すだけです。
サイトはIBMになっています。



TI SensorTag
一番上にあるhttp....から始まる
青字のリンクを押します
※インターネットに接続していないと
機能しないので注意



IBM Cloudのページに移動すると、そこでウェブ上で常時動的にグラフ表示されて見れます。IoTですね。



IBM Cloud 


製品説明にあるようにとても簡単にCloud接続できました。
IBMidを取得するとアプリ作成が可能なようです。


Internet環境を用意した上で、C3200を監視したい場所においておき、自宅やスマホから確認するなどが可能なので、使い方によっては非常に重宝しそうです。


※C3200は一定時間放っておくと、既定では自動でシャットダウンしてしまいます。ボタンをどこでもいいので押すと復旧する仕様。







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